【社員インタビュー】
オリンパス株式会社②
内視鏡分野を牽引するオリンパス社員が考える、医療機器業界の今とこれから
内視鏡・処置具といった医療製品において国内トップクラスのシェアを誇る電子機器メーカー、オリンパス株式会社(※以下、オリンパスと表記)に、平成22年度に新卒で入社した一倉和人(仮称、以下同)さん。
前回の記事では「オリンパスの魅力や政策チームの業務内容」について語ってもらいました。今回は、医療機器業界で働くことについてお話をしていただきます。
【今回お話を聞いた人】
オリンパス株式会社
政策チーム【※肩書は取材時】
一倉和人さん
文系の4年制大学を卒業後、平成22年度に新卒で同社に入社。最初の4年間は名古屋支店で営業を経験し、5年目からは東京本社で、さまざまな方向から医療の動向を調査する政策チームの立ち上げメンバーとして活躍している。
お客様と対等な立場でやり取りできます
――オリンパスに入社後、医療機器業界の仕事に対するイメージが変わったことはありましたか?
一倉さん:入社するまで、医療機器メーカーの営業は、契約を結ぶために営業先の病院のためにとことん尽くすようなイメージがありましたが、実際は違いました。ユーザーは内視鏡の専門家として我々の意見にもしっかりと耳を傾けてくださり、こちらから有益な情報を提供することで良好な関係を築くことができていると思います。
▲取引先との良好な関係性を語る一倉さん
一倉さん:また、働く人の雰囲気もイメージとは違いました。特に営業はギラギラした野心家なタイプが多いと思っていましたが、実際は優しくて真面目な人が多く、とても働きやすいです。医療機器業界は人の命に関わる仕事なので、モラルの意識が高い人と相性が良いのかもしれません。
医療機器業界にいることで、自分自身の健康意識も自然と高まる
――一倉さんが医療機器業界で働いていて、『良かった』を感じる瞬間はありますか?
一倉さん:医療機器業界にいると、日常的にドクターと話をしたり、病院で患者さんの様子を見たりする機会があるので、自分自身の健康への意識が自然と高まり、食生活や運動など気を付けるようになりました。周りの社員さんを見ていても、健康に気を遣っている人がとても多いです。
グローバルに活躍するために、語学力を習得中!
――一倉さんが日頃から勉強していることはありますか?
一倉さん:将来的には海外の支店でも働いてみたいという思いがあるので、それに向けて英語を勉強しています。現在当社の売り上げのウェイトは、日本が2~3割、残りの7〜8割が海外という状況。今後ますます海外シェアの割合が増えていくと予想される中で、自分もアップトレンドの海外市場に身を置きたいという思いがあります。既に先輩の中に海外で営業のマネージャーをしている人もいて、海外で活躍できる場所はあるので、先輩に続きたいです。
▲オリンパスはアジア・米州・欧州・中東・オセアニアなど、世界30カ国以上で展開。社員にとってグローバルに活躍できるチャンスは豊富にあります
医療機器業界の進化を加速させるのは「マニアックな探究心」
――医療機器業界で働くことで叶えられることは何でしょうか?
一倉さん:医療機器業界の中でも内視鏡分野は、今後の製品開発を通じて医療に大きく貢献できる可能性があります。人の命やQOLに直結する仕事なので、やりがいはかなり大きいと思います。言い方を変えるとそれほど責任の重い仕事で、場合によってはちょっとした怠慢な気持ちが取り返しのつかない結果につながる可能性もあります。だからこそ、医療機器業界で働く人は、実直に取り組む姿勢とともに、専門的で難しいことも妥協せずに学ぼうとする探究心や好奇心が必要です。ちょっとマニアックなほどに何かに熱中できる人は、医療機器業界に向いていると言えるかもしれません。
いかがでしたか?
内視鏡分野をリードする大手企業の社員だからこその興味深いお話を多く聞くことができました。次回はオリンパス一倉さんの最後の記事。実際にどんなふうに働いているのか、1日のタイムスケジュールを教えてもらいました。お楽しみに!
>【社員インタビュー】オリンパス株式会社②
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