【就活生×医療機器 クロストーク】
Vol.2 レポート ③

【就活生×医療機器 クロストーク】<br>Vol.2 レポート ③

現役若手社員から就活生へのメッセージ

医機なびが企画する、学生と医療機器業界で働く若手社員の交流の場「就活生×医療機器 クロストーク」

 

前回「これからの社会を生き抜くために」前々回「私たちが医療機器業界に就職した理由」に続き、今回は最終回として、クロストークの中で語られた先輩から就活生へのメッセージと、参加した学生さんの感想をまとめます。

【参加していただいた企業の社員】

 

高橋 宏美(たかはし ひろみ)さん

会社:株式会社日立製作所

入社年度:2015

所属部署:グローバルエンジニアリング本部 ビジネス推進部 事業推進グループ 技師

学生時代の専攻:電子通信工学

現在での業務:粒子線治療システムの拡販、案件組成および事業推進

 

 

辻 和也(つじ かずや)さん

会社:日機装株式会社

入社年度:2014

所属部署:メディカル事業本部 メディカル技術センター 技術部 第三グループ 副主任

学生時代の専攻:情報科学研究科 システム工学専攻

現在での業務:海外向け人工透析装置のソフトウェア設計(仕様検討、実装、検証)

 

 

橋場 恵美(はしば めぐみ)さん

会社:サクラファインテックジャパン株式会社

入社年度:2017

所属部署:マーケティング部 プロダクトマーケティンググループ

学生時代の専攻:農学部 海洋生物科

現在での業務:担当商品の営業企画(販売戦略の立案、実施)や市場調査・分析、新商品の企画など

 

 

座長・進行役
昌子 久仁子(しょうじ くにこ)さん
所属:公益財団法人医療機器センター 上級研究員
職歴:元 テルモ株式会社 取締役 常務執行役員

 

※所属、肩書は取材時

現役若手社員から就活生へのメッセージ。やりがいのある仕事にたどり着くために

1時間半にわたるクロストークの中で、学生さんからの質問を受け、丁寧に答えてくれた3名の現役若手社員の方々。自分の学生時代や就職活動を振り返りながら紡ぎ出される言葉には、就活生に勇気を与え、明るい未来を描かせる多くのヒントが隠されていました。

 

橋場さん「私は大学でバスケットボールのサークルに入っていましたが、学内だけでなく社会人のサークルにも所属していました。同年代だけでなく、世代を超えた多くの方と関わることで視野が広がり、社会に出たときにその経験が役に立ったと感じています。学生生活を楽しみながら、ぜひ積極的にたくさんの経験をしてみてください。」

 

辻さん「やりたい仕事が見つかっていない人は、まずはいろいろな企業説明会に参加してみるといいかもしれません。いろいろな人の話を聞き、直感で気になった業界や業種を深掘りしていくと、自分が仕事に何を求めているのか、本質が見えてくると思います。就職してしまうと、他の企業の方にじっくり話を聞く機会はなかなかありません。就活は貴重な機会。ぜひ今を大切に。」

 

高橋さん「まず、限られた経験の中で選択をしなければならない、それはとても難しいことだと思います。色々な業界の方の話を聞いてみて、心に響くものがあれば選んでみる。そして、実際に仕事をしてみて、どうしても違うと思ったら転職することもありだと思います。とにかく一つ決めてやってみることが大事です。それに、たいていの企業は『設計・開発・マーケティング・品質保証』などと部署が複数存在し、それぞれやることも求められる能力も異なります。入社後の異動という選択肢もあるため、興味を惹かれる業界に前向きにチャレンジしてみてください。」

 

昌子さん(※以下座長)「医療機器業界は、人の生活を豊かにし、人生の質を向上させられる業種だと思います。私はやりがいを持って、医療機器開発の仕事を楽しく続けることができました。みなさんがやりがいを持てる仕事に巡り会えることを願っています。」

 

 

「将来のビジョンや視野が広がった」クロストークに参加した学生の感想

クロストークの後は、人事担当者も交えてさらにお話をしたり、学生同士でコミュニケーションを深めたり、有意義な時間となりました。最後に、イベント終了後に学生さんたちから集めたアンケートを一部ご紹介します。

 

「医療業界といっても業務内容は千差万別で、活躍できる場がたくさんあることに気が付きました。大学生活を送るだけでは気付けない面白さや大変さを知れたことは非常に良い勉強になりました。」

 

「医療機器の分野は、自分の進路に関係のないものだと思っていましたが、医療に関する専門的知識が必要なくてもさまざまな職種で活躍できることがわかりました。それにより、将来のビジョンや視野が広くなったと思います。」

 

「医療業界はとてもやりがいが大きいということがわかりました。人間は生きてく上でお金も必要ですが、自分のやりたいことが優先できるのはとても魅力的だと思いました。」

 

「自分の市場価値を上げるという話は、これからの人生でとても重要なことだと思うので心に留めておきたいです。加えて、時間をたっぷり使える大学生の間に、考えるだけで終わらずに行動していきたいと感じました。」

 

 

「就活生×医療機器 クロストーク」Vol.2

今回もみなさんのご協力のもと、無事に終えることができました。

ありがとうございました!

 

今後もこうしたリアルなコミュニケーションの場を作っていきたいと思いますので、次回も乞うご期待!

他のレポート記事をまだ見ていない方は、ぜひ併せて読んでみてください。

 

【就活生×医療機器 クロストーク】Vol.1 レポート

http://www.iryokiki-navi.com/news/p_2265/

 

 

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