【社員インタビュー】
アトムメディカル株式会社①

【社員インタビュー】<br>アトムメディカル株式会社①

ゲームプログラマーに憧れた女性が医療機器業界を目指した理由とは?アトムメディカルで働く魅力

保育器の分野において唯一の国内メーカーであるアトムメディカル株式会社。(※以下、アトムメディカルと表記)

産科・婦人科で使う新生児や小児用の機器を中心に製造、販売しています。

 

▲こちらは同社の前身となる「千代田医理科器械株式会社」が1952年に発表した国産初の近代的保育器「N-52保育器」

 

今回は、そんなアトムメディカルに2015年に入社した紫藤光さんに、入社の理由や同社での仕事について語っていただきました。

 

【今回お話を聞いた人】

 

アトムメディカル株式会社
技術開発部【※肩書は取材時】
紫藤光さん

理系の大学を卒業後、2015年にアトムメディカルに入社。技術開発部で保育器などの製品開発に携わる。

<Q1>就職で医療機器業界を選んだ理由は?

▲とても物腰の柔らかい紫藤さん。「話すのは苦手……」そう言いながらもリラックスした表情で質問に答えてくださいました

紫藤さん「子どものときゲームが好きで『大人になったらゲームを作るプログラマーになりたい』という思いがあり、理系の大学に入りました。しかし実際に授業で開発の世界に触れてみると、パソコンに向き合ってプログラミングをするよりもハンダ付けをしたり基板を組み立てたり、手を動かすことに楽しさを感じ、進路を見直すようになったんです。そこで家族に相談すると父がたまたま医療機器業界で開発の仕事をしていて、いろいろ話を聞くうちに業界への興味が芽生えていきました。その後就職活動をするときには『医療機器業界に進みたい』と気持ちが固まって何社か面接を受け、こちらに入社しました。

 

<Q2>アトムメディカルの特徴や魅力は?

紫藤さん「技術開発部や生産部など、ものづくりに携わる部隊が生産ラインと同じ建物で働いているのは業界の中でも珍しいのではないでしょうか。工場の方とも『今どんな感じですかー?』と、気軽にコミュニケーションをとっています。自分たちが開発した製品が実際に組み上がっていく様子を見ることができるので、製品一台一台への愛着が湧きますね。

 

<Q3>紫藤さんが所属する技術開発部の仕事は?

紫藤さん「技術開発部の業務内容は製品ごとに担当が分かれていて、病院で出産した赤ちゃんが入る通常の保育器のチームや搬送用保育器のチーム、開放型保育器のチーム、分娩台のチームなどがあります。さらにチームごとに電気系と機械系で分かれていて、その中で今私が担当しているのは通常の保育器と搬送用保育器の電気系。主に回路の修正や試験を担当しています。」

 

▲紫藤さんが実際に開発に携わった搬送用保育器「インキュアーチ」。移動できる小型の保育器で、ドクターヘリに乗せて使われることもあります

<Q4>入社してから一番印象に残っている出来事は?

紫藤さん「私が開発に携わった搬送用保育器『インキュアーチ』が2018年6月に発生した大阪府北部の震災の救助活動で使われたという情報を新聞で見たときは本当に感動しました。医師の方とは日頃から密に関わっていますが、その先にいる患者さんの存在を改めて感じ、『自分の仕事が誰かの役に立っている』と実感できました。

 

<Q5>学生時代の経験で役立ったことは?

紫藤さん「在学中、卒業後は医療機器業界に進もうと決意してから医療機器関連の研究所に所属していました。研究室に偶然にもアトムメディカルの保育器があったんです。研究を通して部品の名前や医療系の専門用語も学ぶことができたので、入社したときからすでにそういった知識は少しあり、良いスタートが切れたと思います。

 

 

いかがだったでしょうか?

子どもの頃の趣味だったゲームをきっかけにものづくりの道を志し、その後家族の言葉を聞いて、お父さんの背中を追うように医療機器業界に飛び込んだ紫藤さん。まるで導かれたかのように気負わずこの仕事と向き合う自然体な姿勢が印象的でした。

 

次回は、「医療機器業界」で働くことについて、さらにお話を聞いていきます。

お楽しみに!

 

 

>【社員インタビュー】アトムメディカル株式会社①

>【社員インタビュー】アトムメディカル株式会社②

>【社員インタビュー】アトムメディカル株式会社③

 

 

もっとアトムメディカル株式会社のことを知りたい方はHPをご覧ください

https://www.atomed.co.jp/

 

採用に関する情報はこちらをご覧ください

https://www.atomed.co.jp/recruit/

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