【社員インタビュー】
帝人ファーマ株式会社③
同じ釜の飯を食べる仲間と研究に没頭…医療機器業界で働く開発者のとある一日
医薬品や在宅医療で使う装置などを開発している帝人ファーマ株式会社(※以下、帝人ファーマと表記)に、平成26年度に新卒で入社した元原将策さん。
前回は「医療機器業界で開発者として働くことについて」を、前々回は「帝人ファーマの魅力」をお話していただきました。最終回となる本記事では、元原さんが実際にどんな仕事をしているのか、とある1日のタイムスケジュールを例に、医療機器業界の開発者のライフスタイルに迫ります!
【今回お話を聞いた人】
帝人ファーマ株式会社 在宅医療企画技術部門 医療技術研究所
元原将策さん
理系の大学院を修士課程まで卒業後、平成26年度に新卒で同社に入社。現在は在宅医療企画技術部門で新たな治療用医療機器の研究開発事業に携わっている。
帝人ファーマ・元原さんのとある1日のスケジュール
9:00(出社)
・コーヒータイム、メールチェック
9:30
・社内会議、業務進捗報告
10:30
・午後の研究準備
12:00
・同期と会社の社員食堂で昼食
13:00
・実験
16:00
・実験結果の解析
17:00
・プロジェクトメンバーと打ち合わせ(実験結果の共有)
18:00 (退社)
※上記は一例です
開発者の仕事とは?
元原さんが担う新規医療機器開発では、企画を提案するところから始まり、プレゼンで企画書が通ったら研究開発のスタートです。そこからは基本的なコンセプトの仮説検証のためにあらゆる実験を繰り返し繰り返し行います。上手くいけば試作機を用いて臨床試験にてヒトへの効果と安全性を徹底的に検証し、約10年かけてようやく製品化となります。
現在元原さんのチームでは「物理的なエネルギー療法」に着目。光や超音波・電気・磁気などの量子エネルギーを応用して病的な細胞や遺伝子を治療する研究に挑戦しています。さまざまなプロジェクトが並行して進む中、元原さんは3つのテーマのプロジェクトリーダーを務めています。
元原さん「研究のことは常に頭の中にありますね。論文や医療記事を読んだり、病院の患者さんから困りごとを聞いたりして、現在の医療に何が足りないのか、何を求められているのかをイメージしながら、テーマの“種”はいつでも頭の中にあります。」
なんと言っても楽しいのは実験
一言で研究開発と言っても、行うべき業務はたくさんあります。「その中でも楽しい仕事は?」と元原さんに尋ねると、微笑みながらすぐに答えが返ってきました。
元原さん「やっぱり実験ですね。実験室で手を動かしているときは無心になれて、楽しいというか、ただただ夢中になり、時間が経つのも忘れてしまいます。」
同じ釜の飯を食べる仲間と切磋琢磨。働きやすい職場の雰囲気
生き生きと働いていることが表情から見て取れる元原さん。
日々の仕事を楽しむために、ライフワークバランスは意識をしているそうです。
そんな元原さんにアフター5や休日の過ごし方についてお聞きしてみました。
元原さん「僕はお酒が好きなので、仕事の後はよくお酒が好きな先輩や同僚、部下と飲みに行きます。他にも、休日はサッカー好きなメンバーとフットサルをしたり、ゴルフ好きな仲間とゴルフをしたり。住んでいるのも会社の近くにある社宅なので、プライベートの時間も含めて会社の仲間と過ごす時間は長いですね。だから、仕事とプライベートを“ぶつ切り”にして完全に切り分けるのではなく、仕事は仕事で一生懸命やって、そのままリスペクトできる仲間と同じ釜の飯を食べて……といった具合で、むしろプライベートでも関わり合いながら、お互いON・OFFが心地良くできているという環境です。また、帝人ファーマは福利厚生がとても充実していて、男女関係なく育休も取りやすい環境ですし、長期的に活躍できるとても良い会社だと思います。女性もたくさん活躍していますよ。」
全3回にわたってお届けした帝人ファーマ・入社7年目の開発者、元原さんのインタビュー記事。
開発と言う仕事の魅力や医療機器業界の面白さ、仲間と1つの目標に向かうことの素晴らしさを実感できるお話でした。
他の記事をまだ見ていない方は、ぜひ併せて読んでみてください。医療機器業界に興味を持っているあなたにとって、参考になるのではないでしょうか。
>【社員インタビュー】帝人ファーマ株式会社③
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