【社員インタビュー】
株式会社シード②
話をする前に話を聞く。パンフレットよりも商談相手の目を見る。営業にとって大切なこと
「株式会社シード(以下、シード)」に入社して7年目の中村友亮さん。
前回の記事では医療機器業界に就職したきっかけやシードの特徴を伺いました。今回は、中村さんが担当する業務の内容についてお聞きしていきます。
【今回お話を聞いた人】
株式会社シード
CL営業部 東日本第一グループ 首都圏 Ⅰ
中村 友亮さん
得意先ごとにオーダーメイドの施策を提案。マーケティング領域まで担うシードの営業職

▲実際に製品カタログを使いながら、製品をご紹介いただきました
――中村さんの現在の業務内容について教えてください。
中村さん「CL(コンタクトレンズ)営業部に所属し、眼科や眼鏡店といったお得意先に向けてコンタクトレンズのご提案をしています。入社して最初の6年間は名古屋営業所に勤務していましたが、昨年(2020年)東京に異動になりました。現在は主に都内6つの区を担当しています」
――シードの営業職の特色は何かありますか?
中村さん「一般的なコンタクトレンズメーカーの営業職と比べて『裁量権が大きい』と思います。営業のミッションとして、自社の製品をお得意先で取り扱っていただくことがゴールになりますが、そのためには販売しやすい環境づくりも併せてご提案していく必要があります。他社さんの場合、会社として販売促進の方向性が決まっていて、営業はパッケージ化された施策を横展開していくという方法が多いのだと思っています。しかし、この方法だと本当の意味で現場に寄り添った提案ができません。
シードの場合、営業担当者が得意先ごとに話を伺い、客層や規模感、課題感など、あらゆる状況を考えてベストな施策を検討します。言わば、マーケティングの領域まで営業担当者が担うということですね。オーダーメイドの施策を行うことで、得意先やその先のお客様のニーズにマッチし、販促効果の最大化を実現できます」
営業に大切なのは「モノを売ること」よりも「顧客の悩みを解決する」マインド
――新人の頃、印象に残っているエピソードはありますか?
中村さん「初めて得意先に契約していただけたときの感動は今でも覚えています。新米の頃は製品に関する知識が薄く、営業としての経験もほとんどないので、なかなかうまくいかずに苦労しました。特に新しい得意先に訪問したときは『他のメーカーさんと取引があるから』と門前払いされてしまうこともありましたね。
それでも先輩から知識やノウハウを教えてもらったり、足繁く通いながら関係性を築いたりすることで、少しずつ手応えを得られるようになっていきました」
――「手応えを得られるようになった」その理由はどこにあると思いますか?
中村さん「『入社したばかりのときは営業として『モノを売る』ということに意識が集中していました。しかし、それよりも重要なのは、得意先が抱える悩みをどのように解決できるかということだと、途中で気付いたんです。
それから少しずつ営業の仕方が変わっていきました。こちらの製品をアピールする前に、相手の悩みをしっかりと聞くようになりましたし、ご提案をするときは製品パンフレットよりも、相手の目を見るようになりました」
――「やはり営業職は現場で実践的に仕事を覚えていくという感じなのですか?
中村さん「最終的には実践して感覚を掴んでいくことになりますが、現場に出る前に手厚い研修もあります。私の頃はまず座学で組織や各部署の役割、製品について学びました。さらに、製品が作られている工場で実習をしたり、クリニックで先生が患者さんの対応をしている姿を見たり、さまざまな経験を積むことができましたね。また、営業としての仕事がスタートしてからも先輩に気軽に質問できる環境でしたので、周りの人に助けてもらいながらトライ&エラーを重ね、着実に成長していくことができました」
目標はトップセールス & 海外進出!
――学生時代の経験で仕事に活かされたと感じることはありますか?
中村さん「理系出身ということで、理論的な思考は提案やプレゼンテーションをする際に活かされていると思います。特に、クリニックで働く先生はお忙しいので、次の診療が始まるまでの5分しか話ができないということも少なくありません。
そんなときは限られた時間のなかで要点を押さえて端的に伝えられるよう、今も思考の訓練をしています」
――中村さんの今後の目標を教えてください。
中村さん「自分には営業職が向いているのではないかと思って入社し、7年経った今、改めて『この仕事が好き。営業になってよかった!』と感じています。これからも営業としてお得意先に寄り添いながら、より結果も求めていきたいです。
目標はズバリ、トップセールスになること!それに加えてシードは40を超える国と地域に製品を展開(※)しているので、将来的には海外進出にもチャレンジしてみたいですね。そのために、少しずつ語学も勉強中です!
※ 2021年10月現在
――最後に、医療機器業界を目指す学生に向けて、一言メッセージをお願いします。
中村さん「シードに入社するにあたって、医療機器に関する専門知識は特に必要ありません。入社後に研修を通じて勉強していただければ大丈夫です。社員一人ひとりの裁量権が大きく、やりたいことを実現できる職場ですので、チャレンジ精神がある方や好奇心旺盛な方はぜひご応募ください!」
いかがでしたか?
入社して間もないころは営業としてのノウハウが乏しく、苦労をしたという中村さん。それでも先輩からのアドバイスや自身の工夫により少しずつ成長し、今は営業がとても楽しく、仕事が好きだと仰っていました!
中村さんご自身の努力もさることながら、シードの職場環境も中村さんの成長を後押ししているのだと感じました。
次の記事では、中村さんが日々どのように働いているのか、1日のタイムスケジュールを教えてもらいました!
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